2位に3打差の11アンダー単独首位でスタートした星野英正は、出入りの激しい最終日となったが、2位に5打差をつける快勝で、見事にメジャータイトルをゲットした!「この大会は、オールラウンドで、レベルが高い選手でないと、勝てないタイトルであることを実感しました」と、5年シードも獲得し、大いに自信を深めるタイトル奪取となった。
「勝てないかもしれないという不安があった」という星野
フェアウェーキープにも一切、気を抜くホールを与えない難コースで、3打差は安泰とは言えない。しかし、3打差の単独首位でスタートした星野英正は、出入りの激しい内容ながらも、見事に逃げ切って、念願のビッグタイトルを獲得した。
「やっと、一つの闘いが終わったという感じですね。やはり、こういうコースで勝つことこそ、ツアープレーヤー・ナンバーワンなのだと実感できましたからね。でも、ここはどんな落とし穴があるのか、分からないコースですから、負けるかもしれないという不安が、ずっとつきまとっていました」と星野は振り返る。
「高いレベルを感じた大会だった」
この最終日は、通算11アンダーでスタートし、4バーディ3ボギーという出入りの激しい内容で、通算12アンダーフィニッシュ。2日目、3日目と10ストロークものスコアを伸ばした星野は、首位を走る中での不安を感じながら、見事にアンダーでまとめた最終日だったといえる。
「ここは、ティショットでフェアウェーをキープするのはもちろん、その後のセカンドショットも良くないとスコアを作れない。その上、ドローボールもフェードボールも打てないといけないし、オールラウンドですべてのレベルが高くなければ勝てない。それを試されました」と星野は語っている。
他、7アンダー2位タイにはブレンダン・ジョーンズと野上貴夫。6アンダー4位タイには、初日、2日目と単独首位をキープしてきた久保谷健一と、5つスコアを伸ばした丸山大輔が並ぶ結果に終わった。
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