4アンダー単独首位で2日目をスタートした久保谷健一は、3つスコアを伸ばして、通算7アンダーで単独首位をキープした。「まだ、2日目なので優勝を狙うなどとは言えません。今は自分のゴルフを続けるので、いっぱいいっぱいです」と久保谷は語っている。そして、6アンダー2位タイには岩田寛と星野英正が並ぶ。

「気持ちでフェアウェーに運んでます」という久保谷

　2002年に、日本プロとマンシングウェアオープンで、2週連続勝利を決めて以来、優勝から遠ざかっている久保谷健一だが、今週は念願の5勝目を期待させる快進撃を続けている。2日目は、4バーディ1ボギーという内容で、7アンダー単独首位をキープした。

「僕みたいに、アイアンがうまくなくても、フェアウェーにあればスコアを伸ばせるんですね。でも、特に守っているわけではなくて、とにかくフェアウェーになければ乗せられないし、気持ちでフェアウェーに運んでいます。スイングで真っ直ぐ行ってるとは思えないので。見ている人は、よくこんなゴルフでこの位置にいると思うでしょうが、なんとか耐えるつもりです」と久保谷は語っている。

「チャンスをモノにできた」という片山晋呉

　2オーバースタートと出遅れていた片山晋呉だが、2日目は5バーディノーボギーという完璧なラウンドでフィニッシュ。見事に挽回して通算3アンダー8位タイで、優勝争いに食い込むポジションにつけ、今季国内メジャー2連勝＆永久シード獲得の期待が高まってきた。

「5ｍくらいのバーディを決めることができたし、今日はチャンスをモノにできましたね。初日と大きく変わったわけではないですが、今日はフェアウェーにしっかりと打てました。ただ、暑かったですね。でも、こればっかりは皆、条件は同じなので仕方ないですね」と片山は語っている。

　他、5アンダー4位タイにはB・ジョーンズとS・K・ホ。4アンダー6位タイには、ドンファンと横田真一が続く。注目の石川遼は、通算8オーバーで予選通過に2打及ばなかった。

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