2位スタートから5つスコアを伸ばして、星野英正が通算11アンダー単独首位に躍り出た。2位に3打差をつけて、メジャー制覇に挑む。「今日は、目標のスコアとかを気にしないで、まずは体力だけは残しておこうと考えてプレーしました」と星野は語っている。そして、3打差の8アンダー2位タイには、2日間単独首位をキープしてきた久保谷健一と岩田寛が続く!
「不安はほとんどない」という星野英正
スタートホールでは、セカンドショットを80センチにつけて、楽々とバーディを奪った星野英正は、6バーディ1ボギーという素晴らしい内容で、通算11アンダー単独首位に浮上した。
「今は、余裕を持ってプレーできていますね。少しくらい悪くなっても、すぐに立て直せるくらい、調子が良いんです。だから、不安というものがまったくないですね。最終日も、この3日間と同じように、相手のことはまったく考えずに、自分なりにできるだけ簡単にゴルフをしたい。勝って5年シードが取れれば、もっと何かを変えられると思うし、次の課題に進めるので頑張りたい」と星野は語っている。
3打差を追う岩田寛と久保谷健一
5バーディ1トリプルボギーという内容で、通算8アンダー2位タイにつけているのは岩田寛だ。14番ホールのトリプルボギーが悔やまれるところだが、首位に3打差で星野を追う。
「14番ホールでは、セカンドショットでボールのそばにあった枝が、自分の足元まであって、うっかり踏んでしまったら、ボールが動いてしまいました。このホールは昨年も9を叩いていて、なんだか呪われていますよね」と岩田は語っている。
2日間、単独首位を維持してきた久保谷健一は、5バーディ4ボギーという出入りの激しい内容で、同じく8アンダー2位タイ。「昨日まで完璧だったティーショットが乱れて、アイアンの調子も悪かった。それでも、バーディが出ているから救われました」と語る。
他、6アンダー単独4位に、ブレンダン・ジョーンズ。5アンダー単独5位に平塚哲二が続いている。
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