フレッド・カプルス、カーチス・ストレンジ、そして、昨年の全米オープンチャンピオンであるアンヘル・カブレラなど、世界の名プレーヤーを招いて、新イベントが初日を迎えた。8アンダー単独トップに立ったのは横尾要だ。「ショットもパットも良くて、久々に100点満点というか、100点オーバーのゴルフができました」と語っている。2打差の6アンダー2位タイにはW・リャンとマーカス・ボスが並ぶ。

「出だしでリズムをつかんだ」という横尾要

　1番、2番ホールの連続バーディを含む、8バーディノーボギーという素晴らしい内容で、横尾要が8アンダー単独首位に立った。

「出だしのホールで、良いショットが2回続いて、さらにパットが決まって、良いリズムをつかめました。2番のホールでもきっちりバーディを取れたことで、波に乗ることができた。このところ調子は悪くなかったけど、うまく噛み合わなかったんです。でも、8アンダーは出来過ぎだと思うし、これを落とさないようにプレーしたい」と横尾は語る。

注目のカブレラは2アンダー27位タイ

　昨年の全米オープンの覇者として注目のアンヘル・カブレラは、5バーディ3ボギーという内容で、2アンダー27位タイにつけた。「最後のボギーはもったいなかったけど、全体的に良いプレーができたと思います。とにかく、明日は良いスコアを出して、予選を通過したい」とカブレラは語っている。

　また、カブレラと同組でラウンドしたのは、大会ホストの石川遼。「最後の方ではフェアウェーをキープすることすらできなくなってしまい、最後の最後まで悪い状態から抜け出せず、同じようなゴルフをしてしまいました」と、1バーディ7ボギーという内容で、6オーバー122位タイと大きく出遅れた。

　他、5アンダー4位タイには、篠崎紀夫、張連偉など3名が並ぶ。米ツアーから帰国参戦した丸山茂樹は「今日はティーショットが悪くて、もったいないミスが多かった」と、2オーバー89位タイ。フレッド・カプルスはイーブンパー50位タイ。