5アンダー首位タイスタートだった深堀圭一郎は、4つスコアを伸ばして、通算9アンダーで単独首位に抜け出した。「ティーショットは今日もバラバラだったけど、曲がっても良いから、とにかく気持ちよく振り抜くようにしました」と深堀は振り返る。そして、3打差の6アンダー単独2位には小山内護が続く。

見事なイーグルフィニッシュで単独首位に立った深堀

　16番、17番ホールで連続ボギーを叩いたものの、18番ホール・パー5でセカンドショットを4mにつけて、イーグルフィニッシュを決めた深堀圭一郎。この2日目は、1イーグル5バーディ3ボギーという内容で、9アンダー単独首位に立った。

「最終ホールのイーグルパットは、自分が読んだとおりに、完璧にパッティングできました。曲がっても良いから、気持ちよく振ることを意識していたら、（石川）遼から『だんだん、振ってきましたね』と言われました。今日は、1番ホールから右に行っていたので、確かめながら振っていたんです。あと2日間も、自分のスタイルでできればと思います。40歳になったし、長年の経験からゴルフを組み立てたい」と深堀は語っている。

豪快なティーショットを見せた石川遼

　4バーディ2ボギーという内容で、通算4アンダー単独7位につけているのは石川遼。この2日目は、7番ホール・パー4では、あわや1オンという豪快なショットを見せた。「7番ホールでは、エッジまで10ヤードくらいでした。会心のショットで最高のストレートボールを打てましたが、まさかそこまで飛んでいくとは思いませんでしたね。でも、結局パーでしたから、ここまで打っても4か・・・という感じでした」と石川は振り返る。

　他、5アンダー3位タイには、野上貴夫、宮里優作、すし石垣など4名。3アンダー8位タイには、宮本勝昌、藤田寛之など、6名が並ぶ。