2位に5打差のリードとなる14アンダー単独首位でスタートしたS・K・ホは、通算15アンダーで見事に逃げ切り勝利を決めて、優勝賞金4000万円のビッグタイトルをものにした。「第1回大会というのは、いろんな意味があると思うし、その中で優勝できてとても嬉しいです」とS・K・ホは語っている。10アンダー単独2位には宮里聖志、8アンダー3位タイには、ウェイン・パースキー、ブラント・ジョーブという結果に終わった。
「1番ホールのバーディで楽になった」というS・K・ホ
3バーディ2ボギーという内容で、危なげないゴルフを貫いたS・K・ホ。スタート時の2位との5打差を縮められることなく、通算15アンダーで逃げ切り優勝を決めた。
「出だしでバーディを取ることができて、そのとき5打差から6打差に広がったので、気分的にも楽になって、自分のゴルフに集中する余裕ができました。このところ、最終日を迎えるたびに、何か物足りない気分でしたが、今までの試合を思い出しながらプレーしたら、とても内容が良くなりました」とS・K・ホは振り返る。
「この自信をキープしていきたい」
「大差はありましたが、今日は最終日の後半が勝負だと思っていました。前半はスコアを伸ばしに行きましたが、後半は後のことを考えながら、プレーしました。この結果で、大きな自信を得ることができたし、この自信を持ってプレーすれば、また同じような結果が出せると思う」とS・K・ホは語っている。
他、3バーディノーボギーという内容で、10アンダー単独2位でフィニッシュした宮里聖志は、「もう少し、首位を苦しめられればと思ったんですが、今日はこれでいっぱいいっぱいでした」と語る。7アンダー単独5位には甲斐慎太郎。6アンダー単独6位に丸山大輔という結果に終わった。