優勝賞金4000万円のビッグゲームとなる本大会で、初日7アンダー単独首位に立ったのは、ブラント・ジョーブ。7バーディノーボギーという完璧な内容だった。「今日は良かった。うまくまとめられました。先週も調子が良かったけど、ダブルボギー、トリプルボギーもあったからね」とジョーブは語っている。5アンダー2位タイには、S・K・ホと武藤俊憲が続く。

「グリーンを上手く捉えられた」というジョーブ

　アウトコースで5バーディ、インコースで2バーディという内容で、ノーボギーの7アンダー単独首位に立ったのはB・ジョーブだ。

「今日は、グリーンを上手く捉えられたし、パットも良かった。先週は調子が良かったけど、ダブルも、トリプルボギーもあったから、そういった意味では先週は散々だったのかもしれないね。先週から日本ツアーに戻ってきたけど、それは98年の日本プロ優勝で得た、シード権が切れるから。なんとか、日本のシード権を更新しておきたいんだよね」とジョーブは語っている。

先週優勝した石川遼は3オーバーと出遅れる

　先週、17歳の最年少記録で待望のプロ入り初勝利を決めた石川遼は、その疲れが出たか3オーバー67位タイと出遅れた。

「今日は、ボギーを簡単に出しそうなところで、そのまま簡単にボギーを出してしまいました。良いときには、ボギーが出ても、切り替えることができるのですが、今日はなかなかその悪い流れを断ち切ることができませんでした」と石川は振り返る。

　他、4アンダー単独4位に山下和宏。3アンダー5位タイには、鈴木亨、前田雄大など4名。2アンダー9位タイには、宮本勝昌、谷原秀人、藤田寛之など6名が並んでいる。