3日目に6つスコアを伸ばして、通算14アンダーに到達したS・K・ホが、2位に5打差をつけて大きくリードを広げた。「初日も今日もノーボギーで回れたし、今週はボギーが少ないラウンドができています。明日もボギーを打たないような流れを意識して、プレーをしたい」と語っている。そして、9アンダー単独2位にはスティーブン・コンラン、8アンダー単独3位にブラント・ジョーブがつけている。

6バーディノーボギーでまとめたS・K・ホ

　3日間、60台のスコアをキープするゴルフを見せているS・K・ホ。この3日目は6バーディノーボギーというパーフェクトなプレーで、2位に5ストロークのリードを広げた。

「ショットは曲がっているんですけど、うまくリカバーできていますね。ここは飛ばし屋だけが有利なコースではないし、周囲を気にしないで、自分のゴルフができれば、結果が出せるコースだと思っています。今日は、ほとんどのバーディチャンスを決めることができました」とS・K・ホは語っている。

ナイスリカバリーを見せたS・コンラン

　ボギースタートから、2番ホールではダブルボギーを叩く序盤から、ナイスリカバリーを見せたのはS・コンランだ。3日目は、6バーディ3ボギー1ダブルボギーという内容で、9アンダー単独2位につけた。

「出だしは一体どうなるかと思いましたよ。2番ホールでは、ティーショットを林に入れてしまい、出すのに2回かかってしまいました。でも、そこから最終的にアンダーパーで回れたんだから、すごいでしょ（笑い）。首位のS・K・ホさんにはつけいる隙がないかもしれないけど、明日はとにかくフェアウェーにしっかり置いていくことが、自分の課題です」とコンランは語る。

　他、7アンダー単独4位には、「パッティングのリズムに気をつけて、先週からパットが良くなってきています」という宮里聖志。5アンダー5位タイには、横尾要、武藤俊憲など4名が並ぶ。