6アンダー単独首位スタートとなった小田孔明は、2日目に5つスコアを伸ばして、通算11アンダーで単独首位をキープ。2位に4打差をつけて決勝ラウンドを迎える。「最初はあまり良くなかったのですが、5番ホールのイーグルで波に乗ることができました」と小田は語っている。そして、石川遼は3アンダーで予選を通過し、史上最年少で年間獲得賞金の1億円突破が確定的となった。

初めての本大会予選通過で単独首位となった小田孔明

　1イーグル5バーディ2ボギーという内容で2日目を終えた小田孔明は、通算11アンダーで唯一の2桁アンダーとなるフィニッシュとなった。

「グリーンに乗ってもピン筋ではなくて、アプローチで耐えるところもありました。ショットはぶれていないし、後半は風があって、耐えるゴルフではありましたが、良く回れたと思います。調子は悪くないですね」と小田孔明は語っている。

石川遼の史上最年少1億円突破が確定！

　2日目、3バーディ2ボギーという内容で、通算3アンダー14位タイで予選を通過したのは石川遼。残り2日間をフィニッシュすれば、最下位でも賞金30万円が加算されることになり、17歳の史上最年少で年間獲得賞金1億円突破が確定的となった。

「自分の中では、まだおとなしいゴルフをしていると思うし、もっと爆発したいと思っています。1億円突破に関しては、今年良くても、来年はダメかもしれない。松坂大輔さんは、10代でコツコツと努力して、20代で結果を出しています。僕は早くプロスポーツ選手になりましたが、これから先どれだけ頑張れるかだと思います」と石川は語っている。

　他、7アンダー単独2位に佐藤えいち。6アンダー単独3位に久保谷健一。5アンダー4位タイには、宮里優作、片山晋呉など4名が並ぶ。