2位に4打差の13アンダー単独首位でスタートした平塚哲二は、通算17アンダーまでスコアを伸ばしてフィニッシュ。2位との差を7打に広げる独走状態で、見事に逃げ切り勝利を決めた。「今週は自分のゴルフが変わったという予感があって、本大会に臨みました。優勝できて、超うれしいです!」と平塚は語っている。
「優勝できるとは思っていなかった」という平塚哲二
この最終日、平塚哲二は前半3バーディ1ボギー、後半も3バーディ1ボギーという内容で、通算17アンダーに到達。最終ホールもバーディで締めくくる、完璧なラウンドを見せた。
「開幕から予選落ちが続いていて、今週も予選を通るのが精一杯だと思っていたんです。ただ、自分のゴルフが変わったという予感があって、和合入りしました。優勝争いに加わることで、気持ちも体も引き締まって、スイングが良くなりましたが、自分が優勝できるとは思っていなかったですね」と平塚は振り返る。
「15番ホールで勝てると実感した」
「今日は、リスクは取らないようにして、慎重にプレーしたことが良かったと思いますね。だいたい、狙い通りにボールを運ぶことができました。特に、13番から15番ホールをパーで乗り切ったときに、優勝できると実感しました。最終日は、妻と子供の応援があって、とても気持ちが引き締まりました」と平塚は語っている。
他、10アンダー単独2位には久保谷健一。8アンダー3位タイに、P・マークセンと手嶋多一。石川遼は、2つスコアを伸ばす粘りを見せて、1アンダー29位タイに終わった。
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スティーブン・コンラン
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