上位の選手が伸び悩んだ2日目、4つスコアを伸ばして、平塚哲二が通算7アンダー単独首位に浮上した。「今日のゴルフの出来には自分でもビックリですが、冷静にしっかりとゴルフができたと思います」と平塚は語る。そして、6アンダー単独2位には野上貴夫。期待の石川遼は、4つスコアを落として、イーブンパー31位タイに後退した。

「今回の和合は難しく感じる」と平塚哲二

　5バーディ1ボギーという内容で、5位スタートから7アンダー単独首位に浮上したのは平塚哲二だ。

「オフには、アジアンツアーに出るなど、ゴルフをやり続けていたので、やはり今季の仕上がりはいいですね。ただ、ゴルフの状態は、好調なときと比べると全然ダメ。和合は、いつもそんなに難しく感じていなかったんですが、今回は特に難しく感じましたね。とにかく、マイペースで頑張ります」と平塚は語っている。

「最近ティーショットがいい」と野上貴夫

　4バーディ3ボギーという内容で、6アンダー単独2位につけているのは野上貴夫。「和合はフェアウェーに行けば、良いスコアが出せるコースですが、最近特に、ティーショットが良いんです。いかにフェアウェーに運ぶかという課題を、きっちりこなしています」と野上は語る。

　他、5アンダー3位タイには、首位スタートだった藤田寛之、久保谷健一、杉山直也の3名。4アンダー6位タイには片山晋呉、矢野東など6名が並ぶ。

　また、本大会連続50回出場を果たし、大会を大いに盛り上げた杉原輝雄は、「内容は良くなかったけど、何とか完走したという感じで、本当に疲れた。来年も参戦したいけど、やはりただ出るだけでは、納得いかないね」というコメントを残し、残念ながら予選落ちとなった。