1イーグル5バーディノーボギーという素晴らしい内容で、初日をフィニッシュした石川遼は、7アンダーで単独首位に立った。「ノーボギーのラウンドができて、自分にとってはものすごく嬉しい1日になりました。パーオンしたホールもそうでないホールも、ほぼ同じリズムでラウンドすることができました」と石川は振り返る。そして、6アンダー2位タイには、山下和宏とブレンダン・ジョーンズが続く。

「初日の前半から優勝争いのつもりです」という石川遼

　先週は、ぎりぎりの予選通過から、決勝ラウンドで10位まで順位を伸ばし、その実力を見せた石川遼。今週は、初日から1イーグル5バーディノーボギーという内容で、7アンダー単独首位に立った。

「今は、毎試合毎試合で、初日の前半から優勝争いのつもりでプレーしているんです。でも、初日の首位はやはり難しいですね。ピンチは普段と比べて少なかったんですが、まだコースの洗礼を受けていないので、いつかは来ると思っています。明日も、こういう風にうまく行ってくれたらと思いますね」と石川遼は語る。

「いい感じでラウンドできました」という山下和宏

　66をマークして、ブレンダン・ジョーンズと並ぶ、6アンダー2位タイにつけたのは山下和宏だ。

「風はありましたが、グリーンが柔らかかったし、ショットしやすかったですね。今日は、ラッキーもあったし、いい感じでラウンドできました。5番ホールでは、カラーから打ったボールが、虫に当たって、カップに入ったんです。このラッキーを生かしたいと思って、次のバーディにつながりました」と山下は振り返る。

　他、5アンダー4位タイに、石川裕貴と津曲泰弦。4アンダー6位タイには、伊澤利光、宮本勝昌など5名が並ぶ。