アジアンツアーとの共催で、アジア太平洋地域のトップ選手も参加する本大会で、初日5アンダー首位タイに並んだのは、原口鉄也とC・B・ラム。「ピンチはほとんどなく、バーディーチャンスが多かった」と原口は振り返る。大会ホストの石川遼は、2オーバー54位タイと出遅れた。
「思い切ってやるだけです」という原口鉄也
5バーディノーボギーという素晴らしいスタートを切ったのは、5アンダー首位タイの原口鉄也。
「ここはラインに乗せれば入ってくれるし、こういうグリーンは大好きです。コースは狭いですが、狭い方が集中できるし、レイアップも割り切れるので、やりやすいですね。秋口は、毎年疲れが出るのか、悪いことが多いのですが、今年は体調がよいし、思い切ってやるだけです」と原口は語っている。
序盤にショットが乱れた石川遼
大会ホストとして注目の石川遼だが、序盤はショットが乱れて、ボギーが先行し、2バーディ4ボギーという内容で、2オーバー54位タイ。
「インスタートの12番ホールはアゲインストで、ロングホールをプレーしているような感覚でした。ティーショットをヒールに当ててしまい、左の木に当ててラフ。あそこで躓きましたね。このプレーが、なかなか吹っ切れず、18番ホールを終えて、やっと切り替えることができました」と石川は振り返る。
他、原口と並ぶ5アンダー首位タイに、「プレーが全体的に良かったし、66(パー71)でラウンドできて嬉しい」と語るC・B・ラム。4アンダー3位タイには、近藤共弘、宮本勝昌など4名が並ぶ。