初日5アンダーでフィニッシュした丸山茂樹が、ウェイン・パースキー、金亨成らと並んで、首位タイに並んだ。「ティーショットでいかに恐れず振れるかが今回のテーマ。でも、アドレスが気になりだしたら、右に行くようになってしまったね」と丸山は語る。そして、4アンダー5位タイには、山下和宏、桑原克典など4名が並ぶ。

「アイアンの距離感が良くなった」と丸山茂樹が好スタート！

　7バーディ2ボギーという内容で、5アンダー首位タイに並んだのは丸山茂樹。1999年以来、10年ぶりの日本ツアーでの勝利に大きな期待がかかる。

「数試合前から、アイアンのシャフトをカーボンに換えて、ラインと距離感が良くなりました。パッティングは1m先のスパットに通すように変えてから、良くなった。これが、セカンドショットの安心感にもつながっているね。ただ、決して今日のゴルフに安心している訳ではないので、温かい目で見守ってくださいね」と丸山茂樹は語っている。

「本当に上手くプレーできた」という金亨成

　丸山と並んで、6バーディ1ボギーという内容で、5アンダー首位タイにつけたのは、このところ好調が続く金亨成。

「ラフが深くて、とても難しいセッティングですが、今日は、フェアウェーを外したのは9番ホールだけだったし、本当にうまくプレーできたと思います。14連戦で、疲労がかなりたまっているけど、明日も頑張ります」と金は語る。

　他、3アンダー9位タイに、先週、好プレーを見せた兼本貴司など4名。2アンダー13位タイに、伊澤利光、宮瀬博文、甲斐慎太郎など8名が並ぶ。