初日首位タイとなった丸山茂樹は、2日目に1打差の3位に後退したものの、この3日目は通算11アンダーで再び首位タイにつけた。「こんなにショットがまっすぐに行ったのは久しぶりだし、パター以外は大満足です！」と丸山は語る。丸山と同じく首位タイに、金庚泰が並ぶ。

「みんなの期待に応えるプレーをしたい！」と丸山茂樹

　4バーディ1ボギーという内容で、8アンダー3位から、11アンダー首位タイに並んだ丸山茂樹。10年ぶりの国内ツアー勝利に期待が高まる。

「どうせ気持ち良く振れないんだったら、スティンガーを多めにして振っていったらどうだ？と朝、親父に言われました。そこで、フィニッシュの位置だけを決めて、そこに向けて振り抜くだけにしたのが良かった。親父が珍しく良い仕事をしたね！明日は3アンダーで回れば優勝のチャンスはあると思うし、みんなの期待に応えるプレーをしたい！」と丸山は語っている。

「14アンダーを目標にします」という金庚泰

　5バーディ3ボギーという内容で、丸山と並んで11アンダー首位タイとなったのは金庚泰だ。

「前半に2つのボギーが出て、なかなかリズムに乗れませんでしたが、9番と13番ホールのバーディで、自分のプレーを取り戻しました。明日は14アンダーを目標に優勝を目指します」と金は語る。

　他、9アンダー3位タイには、「今日はパットが入らなさすぎでしたが、明日は頑張ってバーディをたくさん取りたい」と語る武藤俊憲と、ウェイン・パースキーが並ぶ。