09年欧州チャレンジツアー賞金王Ｅ・モリナリが通算８アンダーで単独首位に立ち、08年欧州ツアー賞金王Ｒ・カールソンと久保谷健一１打差が２位タイ。
これが欧州ツアーの底力か?！ 大会３日目は、欧州チャレンジツアーで今季賞金王に輝いたエドアルド・モリナリ（イタリア）が通算８アンダーにスコアを伸ばし、単独首位に立った。１打差の通算７アンダー・２位には08年の欧州ツアー賞金王ロベルト・カールソン（スウェーデン）と、前日まで首位だった久保谷健一が並び、さらに２打差の通算５アンダー・４位タイには宮本勝昌、小田龍一ら計５選手が着けた。日本ツアー初優勝を目指す欧州ツアー選手と巻き返しを図る日本ツアー選手たち。最終日の18ホールで「対決」の結末を迎えることになった。
大会３日目は６４８０人のギャラリーがコースに詰め掛けた。大会初日からの曇天は相変わらずで、南国・宮崎ながらもセーターを着込む選手の姿がほとんど。気温は大会３日間を通じて最も低い12・８℃を記録した。
そんな寒さの中で、単独首位に立ったのは通算６アンダー・４位タイからスタートしたエドアルド・モリナリ。４バーディー・２ボギーの69をマークし、スコアを落とした前日の首位タイ３人をあっさり逆転したのだった。
「前半はショットをしっかり打てたし、いいパットも決められた。後半はドライバーショットが少し不安定になり、林にショットを入れてボギーにもしたが、全体としては良い内容（のゴルフ）だった」とモリナリは振り返る。
今季は欧州ツアーの下部ツアーにあたる欧州チャレンジツアーで３勝を挙げたほか、２位が４回という圧倒的な強さで賞金王の座に就いている。05年には全米アマチュア選手権で優勝を果たし、翌06年の全英オープン出場後に鳴り物入りでプロ転向。ショートゲームの巧みさに定評があったものの、ショット精度にやや難があり、欧州ツアーで活躍している弟のフランチェスコ・モリナリに先を越されていた。しかし、課題のショット精度に磨きを掛け、今季「花開いた」選手。
「とにかく上手い！の一言です。とてもボギーを打ちそうにないんだから。ショットはほとんど曲がらないし、パットは入る。ゴルフが簡単そうに見ていたほどです」とはこの日、同組でプレーした小田龍一の弁。
来日は今回で３度目。アマチュア時代にイタリアのナショナルチーム選手として２度来日しており、02年ではボナラック・トロフィーに出場し、廣野ＧＣで宮里優作、池田勇太ら日本チーム選手と伍した経験を持つ。
最終日は世界ランキングトップ30に入っているＲ・カールソンと最終組で日本ツアー初優勝を賭けてのラウンドとなった。
「今シーズンの好調さを維持したまま、日本でも良いプレーができている。明日は世界のトップ選手と回ることで学ぶ点も多いと思うし、それでもし相手を倒せたら最高だろう。今から楽しみにしている」とエリモリ。欧州で花開いた「今が旬」の選手が、日本でも大輪を咲かせるのだろうか。
首位と１打差の２位タイに後退した久保谷健一、さらに２打差の４位タイには今季日本オープン覇者の小田龍一、高山忠洋、前田雄大ら５選手が「逆転」を目指して明日はスタートティーに立つ。
賞金ランキング１位を走る石川遼は、３日目をパープレーで終え通算１アンダー・20位タイでフィニッシュ。首位とは７打差となったが「明日は18ホールでスコアをいくつ伸ばせるか、挑戦するくらいの気持ちで行きたい」と新たな闘志を燃やしている。99年大会３日目、丸山茂樹が10アンダーの61というベストスコアを記録している。この記録に追いつき、さらなる記録を樹立できるかにも注目したい。
なお、前日に続いて大会通算26個目のホールインワンが記録された。17番ホールの１８６ヤードパー３・で佐藤信人がマーク。この記録が最終日も続くのかも見逃せない。
【ツアーお楽しみトピックス】 |
石川遼
(c)GolfPark 2009 |
| 主催: | 住友ゴム工業、フェニックス・シーガイア・リゾート、毎日放送 |
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| 後援: | 宮崎県、宮崎市、日本ゴルフ協会、九州ゴルフ連盟、日本ゴルフトーナメント振興協会、
全日空、宮崎日日新聞社、宮崎放送、ＪＴＢ、宮崎交通 |
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| 主管: | 社団法人日本ゴルフツアー機構 |
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| 企画運営: | ダンロップスポーツエンタープライズ |
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| 開催日時: | 2009年11月19日（木）～22日（日）
| 19日（木） | 予選ラウンド1日目 | | 20日（金） | 予選ラウンド2日目 | | 21日（土） | 決勝ラウンド1日目 | | 22日（日） | 決勝ラウンド2日目 |
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| 開催コース: | フェニックスカントリークラブ
〒880-0122 宮崎県宮崎市塩路浜山3083
TEL：0985-21-1515 |
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| 賞金総額: | 200,000,000円 |
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| 優勝賞金: | 40,000,000円 |
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| アクセス: | 【お車でお越しの方】
ギャラリー駐車場からは、無料送迎バスにて
フェニックスCC クラブハウス横のギャラリーゲートまで送迎します。
※ギャラリーゲートの場所は、フェニックスカントリークラブ クラブハウス横になっております。
※駐車場へは案内板および係員の指示に従ってください。
【電車でお越しの方】
トーナメント会場へはＪＲ宮崎駅からの直行の無料シャトルバスが安心＆快適
運行日程 11月21日（土）、22日（日）
運行時間 6:30～17:00（予定） |
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| TV放映: | MBS発 JNN24局ネット
| 21日（土） | 14:00～15:54 | | 22日（日） | 15:00～16:54 |
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| お問い合わせ: | 大会事務局0985-37-9000 （平日9:00～17:00） |
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| 公式サイト: | http://dpt.gr.jp |
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