4アンダー単独首位に立ったのは、14年ぶりの首位発進という井上葉香。「先週は首を寝違えて棄権したんですけど、無理をしない振り方に気がつきました」と井上は語る。そして、3アンダー2位タイには上田桃子が続く！

「1打1打丁寧にプレーしたい」という井上葉香

　6バーディ1ダブルボギーという内容で、4アンダー単独首位の好スタートを切った井上葉香。実に、1996年の大王製紙エリエール女子オープンゴルフトーナメント以来の首位スタートとなった。

「首位発進はずいぶん前のことですね。でも、久々に嬉しいです。上位だと以前はドキドキしてしまいましたが、今はそれほどでもないし、とにかく1打1打丁寧にプレーできたらと考えています。結果は最後についてくると思うし、まだ初日ですからね」と井上は語る。

「アグレッシブにプレーできた」という上田桃子

　2008年に本大会を制した上田桃子は、首位に1打差の3アンダー2位タイ。上々のスタートを切った。

「今週は、新コーチが来日していて、『自分が良いプレーヤーである気持ちを最後まで持ってプレーしなさい』とアドバイスを受けました。今日はそんな気持ちでラウンドして、1打1打アグレッシブにプレーできましたね」と上田は語る。

　他、上田と同順位の3アンダー2位タイには、中国の葉莉英(イエリーイン)。2アンダー4位タイには北田瑠衣、若林舞衣子など4名が並ぶ。横峯さくらは3オーバー41位タイと出遅れた。