2週連続勝利のかかった本大会で、アンソンジュが単独首位をキープ。この2日目は、なんと1日10アンダーの62をマークして、最小スコアタイ記録を叩き出し、通算17アンダーに到達。2位に7打差をつける独走状態となった。「これまでの試合でのベストスコアは63で、62はもちろん自己ベストです。プレーに集中していて、1ホールが過ぎるのがとても早かった気がしますね」とアンソンジュは振り返る。そして、10アンダー単独2位には金ナリが続く。

アニカ・ソレンスタムの大記録を塗り替えられるか？

　2番ホールからの4連続バーディを含む、10バーディノーボギーの62という猛攻を見せた、韓国のアンソンジュ。18ホールの最小ストローク記録に並び、通算17アンダーでトップを独走する。日本ツアーでは、54ホールの最小ストローク記録は、アニカ・ソレンスタムの持つ24アンダー。最終日はこの大記録に挑むプレーに注目だ。

「最近、パットのフォロースルーが短くなって上がってしまう癖を直したら、バーディが取れるようになりました。今日は、プレーに集中していて、1ホールが過ぎるのが早かったし、スコアは余り気にしていませんでしたね。24ホールが3日間の最小記録ということですが、並ぶにはまだ7つ伸ばさなければならないし、とにかく一生懸命がんばります」とアンソンジュは語っている。

「爆発的なスコアを目指したい」という有村智恵

　アンソンジュを8打差で追うのは、通算9アンダー単独3位の有村智恵。アンソンジュとラウンドした2日目は、4バーディ1ボギーという内容だった。

「ソンジュに負けないくらいの良いプレーをしたかったけど、今日はショットとパットがなかなか噛み合いませんでした。自分が近いときに、彼女が先にパットを決めてしまい、それを入れ返すことができなかったですね。でも、今日のソンジュみたいなゴルフができないわけではないので、明日は爆発的なスコアを目指して頑張ります」と有村は語る。

　他、10アンダー単独2位には「今日はショットがついていたし、パットも良く入りました」という金ナリ。8アンダー4位タイには、申ジエとヤングキムが並ぶ。