2位スタートの大江香織は、2つスコアを伸ばして通算9アンダーフィニッシュ。大会レコードをマークする堂々たるゴルフで、見事ツアー初勝利を決めた。「最後にダブルボギーを打ったのは、ちょっとカッコ悪かったけど、段々と優勝の実感がわいてきて、とても夢のような気分です」と大江は語る。8アンダー単独2位には韓国の全美貞。
9番ホールからの3連続バーディで勝機を引き寄せた大江香織
7アンダー2位でスタートした大江香織は、6バーディ2ボギー1ダブルボギーという内容で、通算9アンダーフィニッシュ。9番ホールからの3連続バーディで大きく勝機を引き寄せ、最終ホールでダブルボギーを叩いたものの、余裕の初勝利となった。
「初勝利では、泣かないと思っていましたが、最後のダブルボギーで余計に泣けなくなってしまいましたね。今日は、6番ホールで、カラーからの10mくらいのバーディが決まったことが、流れを良くしました。昨日の良いイメージがずっと残っていたし、今日は難しく考えずに、力を抜いてプレーしようと思っていたし、それができたと思います」と大江は振り返る。
「優勝を狙えるのは今週しかないと思っていた」
「勝つというイメージはそんなに出来ていなかったけど、今週はショットが安定していたし、優勝を狙えるのは今週しかないと思っていたんです。長い距離が残っても、グリーンに乗せることが出来たし、ショートアイアンではチャンスにつけることができました。夢は宮里藍先輩と優勝争いをすることなので、私はもっともっと頑張ります」と大江は語っている。
他、7アンダー3位タイには横峯さくら、服部真夕、福田裕子の3名。5アンダー6位タイには、原江里菜、飯島茜など7名が並ぶ結果に終わった。