4アンダー首位タイスタートから、5つスコアを伸ばす好プレーを見せて、飯島茜が通算9アンダーで単独首位に抜け出した。「昨日もナイスプレーができたと思いますが、昨日よりもショットの内容は良かったと思います」と飯島は語る。そして、7アンダー単独2位には大江香織。6アンダー3位タイには馬場ゆかり、佐伯三貴、韓国の全美貞が並ぶ。

「優勝を目指して頑張りたい！」という飯島茜

　6バーディ1ボギーという素晴らしいゴルフを見せて、通算9アンダー単独首位に立った飯島茜。川奈の名物ホールである、17番ホール・パー3では、グリーン奥に落とす大ピンチとなったが、6mのパーセーブパットを沈めて切り抜けた。

「グリーンの奥なんて行ったことがなかったし、キャディさんもビックリしていましたけど、バンカーに助けられました。今週は、ショットが散らないし、パットも良くなってきて、技術的にはとても安心感があります。考えてもなかなか優勝できるものではないけど、せっかくトップに立っているので、優勝を目指して頑張りたい」と飯島は語っている。

29位から単独2位に急浮上した大江香織

　8バーディ1ボギーの65という猛攻を見せて、29位スタートから一気に単独2位に浮上したのは大江香織だ。

「4年ぶりに自己ベストを更新できたので、すごく嬉しいですね。終盤は、自分との戦いになっていて、特に難しい上がり2ホールをパーで乗り切れたことが良かった。ショットは昨日から良かったんですが、パットが入りませんでした。だから、スコアはパット次第だと朝から考えていました。明日もショットが好調なら、きっと良いプレーができると思います」と大江は語る。

　他、通算5アンダー6位タイに原江里菜と藤田幸希。4アンダー8位タイには、北田瑠衣など6名。横峯さくらは3アンダー14位タイ。