8位スタートから、5バーディノーボギーという見事な追い上げを見せて、通算9アンダーでフィニッシュしたプロ1年目の成田美寿々。首位でスタートした穴井詩を逆転して、嬉しいツアー初勝利を決めた。「実感がわかないのですが、優勝インタビューの場にいることがとても嬉しいです。最終ホールのセカンドショットは緊張しましたが、あとは落ち着いてプレーできました」と成田は振り返る。
「優勝を狙っていこうと思っていました」という成田美寿々
4アンダー8位スタートから、5バーディノーボギーという素晴らしい追い上げを見せて、逆転勝利でツアー初勝利を決めた成田美寿々。
「このところ調子が上がっていたし、このコースは自宅から20分程度という地元なので、この大会は狙っていこうと以前から思っていたんです。今週は、初日から優勝を狙っていましたね。今日はボードを見ながらプレーをしていて、14番ホールで1打差になったのを見たときに、あと何ホールかあるので、行けると思いました」と成田は語る。
「1勝の目標が達成できました!」
「今年は、1勝して最終戦に出場することが目標でしたので、それが達成できてとても嬉しいですね。今年は、前半戦では実力不足を感じていました。アプローチやパットが、ツアーでは通用しないと実感していたんです。初心者のような基本的なところから練習を重ねて、ショットでは頭が上下する癖があったので、それも改善して、その成果が出たと思います」と成田は語っている。
他、首位スタートから7アンダー単独2位に終わった穴井詩は、「ティーショットが思うように打てなくなって、とても悔しい結果に終わりました」と語る。6アンダー3位タイには、大山志保、韓国の李知姫など3名が並ぶ結果に終わった。