千葉県の東急セブンハンドレッドクラブを舞台にスタートした本大会。この初日は、穴井詩が7アンダーの素晴らしいゴルフを見せて、単独首位の好スタートを切った。「前半は、高校生のアマチュアに引っ張られて、負けられないという気持ちでプレーしましたね。でも、皆が集中して良いプレーをしていたので、とても良い雰囲気でした」と穴井は振り返る。そして、6アンダー単独2位には山村彩恵が続く。

7バーディノーボギーの好プレーを見せた穴井詩

　一時は首位に立つプレーを見せたアマチュアの保坂真由と同組で、素晴らしいプレーを見せたのは穴井詩。7バーディノーボギーという内容で、7アンダー単独首位に立った。

「アマチュア選手にリードされたところもありましたが、相手がバーディなら、じゃあ、自分も頑張ろうという、とても前向きなムードでしたね。でも、特にゴルフ自体は調子が良いわけではなく、途中、ショットが暴れていたので。調整しつつのラウンドでした」と穴井は振り返る。

「徐々に頑張ることができました」という山村彩恵

　7バーディ1ボギーという内容で、6アンダー単独2位につけたのは山村彩恵。山村も穴井と同組でのラウンドで素晴らしいプレーとなった。

「アマチュア選手にリードされてしまったけど、焦りはなくて、徐々に挽回していこうと頑張ることができました。今年は、1勝することが目標でしたが、それがすごく難しいことであると分かった1年でした。でも、自分のやるべきことができて、運があれば、優勝してシードを取りたいです」と山村は語っている。

　他、4アンダー3位タイには韓国の李知姫、若林舞衣子など4名。3アンダー7位タイには、菊池絵理香、高校生のアマチュアの保坂真由が並ぶ。