ツアー初勝利に向け、穴井詩が2位に3打差をつけて、通算9アンダーで首位を快走。「首位で緊張はするけど、それによってスイングが崩れたり、ミスをするということがなくなりました。風はありましたが、練習ラウンドでもこんな風だったので慣れましたね」と穴井は振り返る。そして、通算6アンダー単独2位には木戸愛が続く。

「明日も冷静にプレーしたい」という穴井詩

　首位スタートの穴井詩は、3バーディ1ボギーという内容で、通算9アンダーまでスコアを伸ばして、単独首位をキープした。

「最終組でトップをキープできて、フジサンケイレディスの悪夢はぬぐえました。ティーショットは今日も荒れていたので、そこを修正して、明日も冷静にプレーしたいですね。実は、昨日から風邪をひいたのか体調が悪く、熱はありませんが、ちょっと咳が出始めました。今日は、加湿器を置いて早く寝ます」と穴井は語っている。

「思い通りのゴルフができました」という木戸愛

　3打差の通算6アンダー単独2位につけているのは木戸愛。10番ホールでのイーグルを含む、1イーグル4バーディ2ボギーという内容で4つスコアを伸ばす2日目となった。

「ティーグラウンドに立った瞬間、風が結構強いことを感じたので、今日は我慢してじっくりとプレーしようと思っていました。自分の思い通りのゴルフができたと思いますね。優勝につながるチャンスを作ることができたと思うので、あとは思いきりチャレンジしたい」と木戸愛は語る。

　他、5アンダー3位タイには、韓国の李知姫、井芹美保子など5名。4アンダー8位タイには大山志保など3名が並ぶ。