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トーナメントレポート

コカ・コーラ東海クラシック

三好カントリー倶楽部 西コース/愛知県2009/10/01~10/04

REPORT
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FINAL
SCORE
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FINAL

 
 

FINAL ROUND REPORT


石川遼が劇的な巻き返しでホスト大会を制す!!

 昨年は、ホスト大会3連戦をすべて予選落ちした石川遼。しかし、今年は3連戦の最後となる本大会で、トーナメントのドラマ性を高める劇的な優勝を飾り、今季4勝目を決め、その猛烈な成長ぶりを見せつけた。「ホストとなる大会で、優勝できて本当に嬉しいです!コカ・コーラさんとは契約して2年目ですけど、お互いに良い材料にしていきたいですね」と石川は語っている。

サンデー・バックナインで2ダブルボギー

 11アンダー単独首位でスタートした石川遼は、前半3バーディと順調にスコアを伸ばしたが、悪夢は後半に始まった。10番ホールでダブルボギーを叩き、11番ホールで1つ戻すも、14番ホールでさらにダブルボギー。

 そのまま失速するかに思われた直後、15番ホールで、OKイーグルのミラクルショットを見せて、首位に並んだ。さらに、17番ホール、18番ホールで立て続けにベタピンのスーパーショットを見せて、梶川剛奨と池田勇太との三つ巴の優勝争いに決着。最終日は、1イーグル6バーディ1ボギー2ダブルボギーという内容で、通算14アンダーフィニッシュとなった。

「優勝は、とにかく紙一重だったという感じですね。最後はバーディを決められましたけど、それまでの71ホールで積み上げてきた1打1打が、最後に活きたのだと思います。最終ホールは、ラフからの残り188ヤードを、左からのアゲインストとフライヤーを計算して、ピンの左5、6ヤードを狙って、7番アイアンで打ちました。距離感は、ほとんど気持ちで合わせて打った感じですね」と石川遼は振り返る。最終ホールで梶川剛奨と池田勇太と、13アンダーで並んだ石川遼は、盛り上がることこの上ない、ベタピン・スーパーショットで決着を付けた。

「言葉にできない感覚を捉えています」

「具体的に、何が成長したかのか言えませんが、ここ5試合くらいで、優勝争いをするための雰囲気みたいなものを掴んできています。言葉にできない感覚ですが、自分の中で、それをはっきりと捉えていて、とても自然体でプレーできていますね。賞金レースはまだ意識していませんが、賞金ランキング2位の池田さんはとても魅力的なゴルフをする先輩ですし、池田さんとの賞金ランキングのマッチレースが、これからも楽しみです」と石川は語っている。

 他、13アンダー単独2位に梶川剛奨。プロ15年目で大きな転機となる価値ある単独2位となった。11アンダー3位タイには片山晋呉と池田勇太という結果に終わった。

 
 
  • JGF

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