最終日、通算8アンダー単独首位スタートとなった三塚優子は、パープレーでフィニッシュ。スタート時の2打差を保って、見事に逃げ切り優勝を決めた。「期待に応えなければいけないというプレッシャーが結構あったので、優勝できてホッとしました」と三塚は語る。
「早く1勝したかった」という三塚
開幕戦は、オフでのトレーニングの成果を試す最初の場であり、誰もができるだけ良い滑り出しをしたいと考えているはずだ。そんな中で、最高の結果をものにしたのは三塚優子だった。バーディスタートを切った三塚は、5バーディ5ボギーという出入りの激しい内容ながら、イーブンパーでまとめて、通算8アンダーで見事逃げ切った。
「オフには、日本ゴルフトーナメント振興協会の新人賞を受賞しているし、期待に応えなければいけないということが、すごくプレッシャーになっていましたね。14番ホールからパターがおかしくなってきて、手が震えてしまいました。初勝利を決めたミヤギテレビ杯とは違う緊張感でした」と三塚は振り返る。
「あとは、ガーンと行くだけ!」
「開幕戦で優勝できて、自分でもすごいと思います。前半戦で1勝したかったので、あとはもう、思い切ってガーンと行くだけです!時期を具体的に決めていませんが、米ツアー参戦が、自分のゴルフ人生の目標にあるので、早ければ、今年挑戦したいと思っています」と三塚は語っている。
他、6アンダー2位タイには、「チャンスはありましたが、なかなかパットが決まらず、流れを掴めなかった」と語る上原彩子と、原江里菜。5アンダー4位タイには、「調整しながらのラウンドで100%ではない中で、アンダーパーで回れて良かった」という横峯さくらの他、茂木宏美、全美貞など5名が並ぶ結果となった。